身近にいる不機嫌な人との関係を避けられないことだってある。不機嫌に振る舞う原因と対処方法を知るだけで、あなたが不快な気持ちになることが避けられます。
いつも不機嫌に振る舞う人の心理を知っておけば、不機嫌な人に振り回されずにすみます。
孫氏の有名な「敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」の考え方です。
もちろん、あなたは不機嫌になる人の気持ちなんて分からなくてもいい。
今回テーマにする不機嫌な人は、職場の雰囲気や周りの人に少なからず悪い影響を及ぼします。
気にしなければ良いのは分かっているけど、気になってしまうもの。
そんな、身近にいる不機嫌な人に振り回わされないために必要な知識とコツをお伝えするので、役立てて下さい。
私たちは、不機嫌な人のご機嫌を伺う必要はありません。
不機嫌に振る舞うの理由は、あなたを支配したいから

いつも不機嫌な人は、周りの人に自分の機嫌をとってもらおうとしています。
「機嫌をとって欲しい」「かまって欲しい」
その本質は、さみしがり屋さん。
不機嫌になって周りを支配して、自分の要求を叶えようとする。
不機嫌な人は、不機嫌という手段を使って、あなたに問題を解決させようとしているのです。
不機嫌オーラで周りの空気を不快にさせる
不機嫌な人がいるだけで、周りの空気が嫌な感じになっていることはありませんか?
雰囲気が悪くなると、周りの人達も影響されて嫌な気持ちになってしまいます。
私なら、長い時間を嫌な感じの空気で過ごすことは耐えらない。不機嫌な人のご機嫌を伺ってしまうかもしれません。
腹立たしいですが、誰でも経験のある普通のことです。
不機嫌な人は、近くまで寄って来て「私は不機嫌だ」と不機嫌を猛アピールしてきますよね。
筆者
私は、「あっちへ行け」と祈り続けます。
他人に機嫌をとってもらおうとする
いつも不機嫌な人は、不機嫌に振る舞うことで、周りの他人を動かそうとしているのです。
不機嫌の原因を、誰かを使って解決する。これが、いつも不機嫌な人の正体。
他人を使って、ご機嫌をとってもらおうとしている。
自分では感情のコントロールができないのです。
「自分の機嫌は自分でとる」と聞いたことありませんか?
あなたは、不機嫌な人の機嫌をとる必要はありません。
不機嫌な他人が、やっている事は「抱っこして」と泣いている幼児。いつも不機嫌な人は幼稚な大人なんです。
幼稚な大人は見ているだけで腹が立ちます。
筆者
私は、イライラの頂点になる前に、早めに離脱しちゃいます。
泣いて親を困らせる子供と同じ
不機嫌に振る舞って、周りを困らせて、自分の機嫌をとってもらうのは、幼い子供がやっていることと同じだと思いませんか?
幼児は、大人を動かそうとする時、泣きじゃくることで意思をアピールします。
小さな子供なら、可愛げもあります。大人の不機嫌は、可愛くない。
子供でも、ニコッと微笑んで「お菓子買って」とお願いされた方が、「買ってあげようね」とお願いを聞いてあげたくなります。
素直な感情で、「困っている」と言ってくれた方が手を差し伸べてあげようと思えるんですが・・・
家族や職場の部下の場合は「不機嫌になるなよ」と諭しても良いかもしれません。
それだけ、恥ずかしい行為だと、私自身は思います。
身近な不機嫌な人から身を守れ

不機嫌な人への対処方法の「距離をとる」ことがベスト。
あなたが、機嫌の悪い人の機嫌をとる必要はありません。
不機嫌になるのも解決するのも、不機嫌な人自身の問題と割り切りましょう。
関係のない周りの人にご機嫌にしてもらおうなんて、都合が良すぎます。
放っておけば良いのは分かっている。でも、距離を置けない場合も放っておけない場合だってありますよね。
不機嫌オーラを浴びないところまで離れてみよう
不機嫌オーラを浴びてはいけません。不機嫌オーラを感じた時には、不機嫌の影響を受けない距離まで離れて下さい。
不機嫌の渦に巻き込まれては、あなたのご機嫌な気持ちにも必ず悪影響を受けます。
負のオーラに影響を受けない強いメンタルを、多くの人は持っていません。
不機嫌オーラから物理的に離れることで、不機嫌の影響を受けないようにしましょう。
筆者
「不機嫌から逃げるのは嫌」逃げないのも強い考えは大好きです。
私も、屈しない精神は大歓迎。
その場から離れない場合は、必ずイライラしてしまいます。心の平穏を保つには、離れてしまうのが最良です。
無視してみよう
不機嫌な人のことは完全に無視。無視というと言葉が悪いですが、放っておく。
相手にしないということです。
あなた自身が、不機嫌に振り回されることはありません。
不機嫌な態度に反応してしまうと、相手の不機嫌を調子に乗らせてしまうので、「無視」「放っておく」のが最も相応しい対処方法だと言えます。
必ず視界に入ってしまうし、気になってしまう。
不機嫌な人と近い空間で、無視を貫きとおすのは、少々精神力が必要なので、耐えられない人は、距離を置くのが良いでしょう。
しかし、「みんなから無視されている…」と不機嫌な人に実感させるには効果的です。
無視を続けるには、不機嫌という悪に立ち向かう強い気持ちが必要になります。
人に迷惑をかける、不機嫌な人。なかなか手ごわいですが、頑張りましょう。
相手が降参するまで待ってみる
不機嫌な人が、降参して話しかけてくるまで待ってみましょう。
「ちょっと聞いて聞いて下さいよ」と助けを求めてきたら、仕方ない。話くらいは聞いてあげますか。
話を聞いてあげることで、解決することもありますから。
ただし、愚痴や文句を聞かないように注意して下さい。愚痴は、あなたを疲れさせるだけなので、早々にスルーしましょう。
番外編は「話しかけてみる」
何かの事情で、不機嫌な人を放置できない時は、話しかけて解決しなくてはいけない場合もあります。
例えば、部下が不機嫌な場合・・・
自分の部下が、不機嫌に振る舞っていたら、職場に影響が出てしまいます。立場的に放置することは、最善ではない。
適切に対処して、不機嫌になっている原因を解決することも大切です。
上司なんですから「不機嫌になるな」と叱っちゃっいましょう。
その場合、いつも不機嫌な人のご機嫌伺いにならないようにして下さい。
威厳がなくなっちゃいます。
筆者
立場的にスルーできない場合もあります。
面倒だけど、仕方ない。
不機嫌な相手を変えることはできない
不機嫌オーラを出して、他人に自分の機嫌をとらせようとする都合の良い性格。
残念ですが、根本的に性格を変えることはできません。
あなたが、他人を変えることはできないのです。
不機嫌な人の話を聞いてあげることで、不機嫌な状態を一時的に解消することはできるかもしれません。
毎回、ご機嫌をとることはありませんし、できません。
面倒な相手のために、悩むのはもったいない。
いつも不機嫌な人の末路は孤立

いつも不機嫌な人は、面倒くさい存在。必ず人は離れていきます。
不機嫌な人の近くで過ごしたい人なんていません。
不機嫌な人は、被害者ヅラするかまってちゃん。早いうちに、本性はバレてしまいます。
私の周りにも、いつも不機嫌に振る舞っている人がいましたが、例外なく自己解決能力が乏しくて、仕事ができるタイプの人はいませんでした。
早いうちに、誰からも相手をされなくなり、孤独になる。
孤独になることで、また不機嫌になる・・・悪循環。
その後は、距離を取ってしまったので分かりませんが、好転はしていないでしょうね。
過剰に反応せず、見守る程度の距離感で

不機嫌な人の本性は、「さみしがり屋」
不機嫌になる事で、自分の機嫌をとってもらおうとしているのです。
特に優しい人は振り回されないように注意して下さい。不機嫌な人に振り回された挙句、たくさんの大切なものを奪われてしまいます。
不機嫌な態度に過剰に反応せず、適度に距離をおいて見守ってあげて下さい。

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