子供を叱ることはよくあります。
だって、子供ってダメなことばかりするんですもん。
この叱り方っていうのが、なかなか難しいもので、怒る=叱るということではなくて、
優しくても厳しくても叱ることはできるみたいなんです。
僕は、ちょっと熱くなりやすいタイプで、叱り始めるとついヒートアップしてしまって、よく感情的になってしまいます。
子供が泣くほど怒ってしまう。
子供を注意するつもりが、エスカレートして怒っていた。ということがしばしばあります。
分かっているならやめればいいんですけど・・・そう簡単にもいかず、治している最中です。
叱ると怒るの違いは、Googleさんの解説にお任せするとして、アンガーマネジメントを実践中の僕の認識では、
叱るのは相手のため。
怒るは自分の不満を感情的に相手にぶつけて不満を解消すること
先日、息子がテスト期間中なのに、ソファにだらんと座って、スマホを眺めていました。
最初のうちは、「休憩中かな・・・」と思って軽く流していたのですが、5分・・・10分・・・と時間が経っても、勉強を始める気配がありません。
つい、
「いつまで、スマホ見てるんだ。テスト期間だろ」
と強めに声を上げてしまいました。
そのひと言だけで終わればよかったんですが、息子のふてぶてしい態度を見ていると、腹が立ってきて、
「だいたいその態度は・・・云々」
と息子が屈服するまで、延々と説教を続けしまいました。
目的は、息子に勉強を始めさせることだったんですが、ちょっとエスカレートし過ぎました。
僕が息子を叱ると妻からは「そんな言い方しなくていいのに」とよく言われます。
一度口火を切ると、長くて感情的になってしまう
これが、僕の悪いところ
注意するために叱ったつもりが、エスカレートして怒りの感情がむき出しになってしまうんです。
息子がなかなか勉強を始めなかった時でも、
勉強を始めようとしない息子のことが気に入らなかった。
だから叱った・・・という表現を使いましたが、これは、完全に怒っていますね。
怒ることに嫌気がさしている僕は、2年前から「怒らない」ことを日々の目標にしています。
いつも明るく朗らかに、怒らない

簡単な人には、簡単なかもしれませんが、僕にはなかなか難しい・・・
今では、怒る頻度や回数は少なくなったと思いますが、まだまだ感情的に怒ってしまいます。
子育てや教育の場面で、子供を注意したり叱ることは子供を正しく成長させるのに必ず必要なことです。
どうしても怒ってしまう
子供を注意しようとする時に、叱ろうと思って言葉を出すのですが、どうしても怒ってしまいます。
なんで怒ってしまうんだろう・・・と考えてみると
子供の態度や行動が気に入らないから怒ってしまうんです。
怒ったら、子供は自分の言う事を聞き入れて行動するから僕は満足する。
結局、子供を自分の思い通りに行動させたい、子供が自分の思い通りに動けば満足
自己満足を得るために怒ってしまうんです。
怒られた方からすれば、いい迷惑です。
では、怒らないためにはどうすれば良いのか
気に入らないことを我慢しない
「スマホばかり触ってないで早く机に向かえばいいのにな」と思えば、怒りの感情が爆発する前に、
「早めに机に向かいなさいよ」
と軽く、声をかけてやるのが良いのでは・・・
怒る前に、思ったことを口に出す!
と言っても、何でもかんでも口に出してはキリがない。
いくら怒らないためと言っても、気に入らないことを何でもかんでも口に出していては、ただの口うるさいオジサンになってしまいます。
なんでもかんでも、口に出すのは止めておきましょう。
怒らないで何回でも教える
子供に正しい方向に導かせる目的を達成させるためには、怒る手段は必要ありません。
僕が怒っても、子供達は怖がるだけ。
元々少しスパルタの気がある僕は、怒れば少し身に染みるだろうと考えていたこともありました。
でも、いくら怒っても、子供は何回も同じことを繰り返します。
「何回言ったら分かるんだ!」
って、何回言ったことでしょうか
(「何回言ったら分かるんだ」って、質答されても答えられませんね(汗))
ある時、妻から、
「子供は何回も同じことを繰り返し教えてあげないと覚えられないんだよ」
「勉強だって、繰り返して勉強するから覚えられるものでしょ」
と言われたことがあります。
言われたというより、この時は怒られたのですが。
まったくそのとおりだと思いました。
子供に限らず、人は1回でも覚えられないもの。
これは、僕も同じです。
1回で分かれば天才です。
何回も同じことを繰り返し教えてあげる。
これが愛情なんですよね。
もし、僕と同じように叱るがエスカレートして怒ってしまう方がおられたら、
叱るのはガマン。怒らない。
