間違いだらけの子育て

【子育て】子供に親の顔色をうかがわせるダメ親の話

子育て

子供の人生は子供のもの。「子供の人生は子供自身が決めたらいい」とほとんどの親がそう思っています。でも実際のところ「子供のため」という伝家の宝刀を振りかざして、親自身の思い通りに子供を操っていいなりにしていないか。もちろん子供は、親に嫌われたくないから親の言いなり…そのうち子供達は親の顔色をうかがうようになる。親の言いなりでは、親の程度にしかなれない。

僕は二十歳で父親になって、三人の子供達がいます。

三人の子供達の子育ては、ほぼほぼ終わりに近づいて、最近では「立派に育ったね」と褒められることもあります。

子育ての成功や失敗は分かりませんが、褒められると嬉しいです。

さて、先日、ドラマで「親の顔色ばかり気にしている子供」の場面を目にして、少し考えさせられました。

子供達は、僕の顔色をうかがっていたな・・・と

僕は、子供の気持ちを勝手に解釈して決めつけたり、僕自身が思い描く正解や理想を子供達に押し付けていたのではないか。

思い返せば、押し付けていました。

そんなつもりはなかったんでけど、自分の気持ちが最優先。子供の気持ちなんて完全無視だったかもしれません(汗)

ああした方が良い。

これはダメ。

子供が嫌な顔をしたとしても、無理矢理にでも納得させていました。

「僕の言うとおりにやれば、間違いない。」「失敗しない」と勘違いしていたのでしょう。

全ては、我が子のため・・・なんですが、ちょっと違いますよね。

子育て中のみなさんは、そんなことありませんか?

僕は、子供達が苦労のない人生を送って欲しいと思っています。

ただ、僕自身の正解や理想を最優先で、子供自身の意思には聞く耳を持っていませんでした。

子供達を操り人形にしていた感じです。

素直な子供達は、僕の意見を聞き入れてくれました。

僕が、子供達の意思は無視して、口うるさく言っていたのが影響したのかは分かりませんが、いつの間にか子供達は、自分の意見を口にすることが少なくなりました。

子供達は、いつも僕の顔色を気にしていた様に思います。

あまり自分自身の意見を言いませんし、大切なこともギリギリまで話をしてくれませんでした。

子供に教えることは大切ですが、親の意思を子供に押し付けてはいけない。

親の顔色ばかりうかがう子供は幸せではない。

親の顔色をうかがい、親の言いなりの子供

子供が小さい頃は、子供は親の言いなり。それは仕方がない。経験の少ない子供は、親なしでは生きていけないか弱い存在です。

そのうち子供達は、僕ら親に喜んでもらいたくて、親の顔色をうかがうようになります。

「どうしたらお父さんお母さんが喜んでくれるだろう」

子供達は両親に褒めてもらいたくて、いつの間にか、両親の顔色をうかがって、親が求めるお利口さんになろうとします。

それが普通だと思います。

でも、行き過ぎてはダメです。

子供自身の意思を確認して、子供が思うようにやらせてやる。

もちろん、それが間違っていることなら正してやることは必要です。

子供が、親の顔色をうかがいながら行動するようになったら要注意。

子供は、親の顔色ばかりうかがって、親の言いなりになってしまいます。

子供には子供の考えや思いがある。それは大切に育てなくてはいけません。

話は変わりますが、可愛くて素直なチビは、そのうち親に反発してくるので、心配いらないって言えば大丈夫なんですけどね。

小さい頃から、子供の意思を抑圧し過ぎていると、とんでもない反発を喰らうかもしれません。

反抗期ってやつです。

親の言う通りの子供はお利口ではない

親の考える正解は正しい。

そう、確かに正しと思います。でも、親の言いなりにさせようとするのが間違っている。

僕たち親は、子供が自分の思い通りに行動してくれれば、言う事はなくて満足なんです。

子供が僕の言う通りに努力して、思い通りの有名な学校へ進学してくれたら、親としては言うことなし。

これ、多くの親が、表向きには思っていないでしょう。でも、「頑張れ」と応援している子供が言う通りに努力して、名前の知れた有名な大学に行ってくれたら嬉しいんです。

言うことありません。本当にお利口さんです。

でも、子供の人生は、親の人生ではない。

子供の人生は、子供が決めなくてはいけない。

子供には、子供の考えがあって意思がある。正しい方向へ誘導するのは親の役目だと思うが、進む道を決めるのは子供。

子供から意思を奪って、子供を人形にしてはいけない。

操り人形になってしまった子供は、自立した時に生きていけない。

親の言う通りに動く子供なんて、決してお利口ではない。

それを喜んでいる親も、ダメ親です。

子供自身に選ばせたことが正解

子供自身が選んだことが、一般的な答えと違っていてもいいじゃないですか。

それで、子供が失敗したとしても、決して間違いじゃない。

子供自身が考えて行動することが大切だと思うんです。

失敗しても、また次、成功すればいい。

そうは言っても受験なんかは一発勝負なんで、簡単に「また次、頑張ればいい」なんて言えない時もあるんですけどね。

やっぱり、子供自身が一生懸命考えて導き出した答えには、全力で応援してやる。

それが親ってもんです。

例え、失敗する可能性が高くて、失敗したら慰めてやればいいじゃないですか。

親の言いなりでは親以上にはなれない

あなたは、子供に自分以上に成功して欲しいと思いますよね?

そりゃ立派な親もおられると思いますけど、それでも自分の子には、自分以上に成長して欲しいと思うのが親心。

※親以上や親以下ってなんだ?

親の言いなりの子供は、きっと親以上にはなれないと思うんですよ。

親程度になれればマシな方で、きっと親以下にしか成長できない。

親の顔色ばかりを伺う子供は、周りの目線ばかりを気にする人間になってしまう。

子供には、周りの視線を気にせずに、自分のやりたい事に全力でチャレンジする様になって欲しいと思いませんか?

まずは、子供を認めることからです。

子供の道は子供に選ばせる

親の願いは子供に苦労して欲しくない。幸せな人生を送って欲しい。

そんなところだと思います。

子供の幸せな人生は、子供自身によります。

親が子供の人生、一生面倒をみますか?親に一生面倒をみてもらった子供は幸せでしょうか?

親が子供の面倒をみれるのは、せいぜい十数年程です。

親の価値観を無駄に子供に押し付けない。

なるべくなら、子供自身に考え選ばせる。

子供を親に依存させない。親は子供に押し付けない。

子供には、しっかり自分の足であるかせるようにしましょう。

そうそう、ドラマの親の顔色をうかがってばかりの子供。

親が気付いて、子供の意思を大切に・・・自分の意思を持って行動できる子供に変わりました(笑)

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