子供の塾は、通わせることが当たり前になってきていますが、塾に行かせることが最適解ではありません
塾に通わせるかは、子供の意欲や家庭の学習環境によって、子供と相談して決めてあげて下さい
筆者の子供たちは、それぞれが個性ある進路を選んでいます
二十歳で長男を授かり妻と結婚、その後、長女と二男の子供3人に恵まれる
筆者は当時精神的に未熟で金銭的な余裕もなかったが、紆余曲折を経て、子供3人は立派に成長する
3人ともに、親元から巣立つ直前
○長男:旧帝大国立○○大学4回生
○長女:公立高校を経て台湾留学の渡航前
○二男:国立○○高等専門学校
本ブログでは、読者の「塾に通わせることが必要なのか」という疑問を解消していきます
塾に行かせるメリット・デメリット

メリット
勉強ができる環境がある
塾には、勉強する環境が整っています
静かな自習室や意欲的に勉強に励む同級生に刺激を受けて、勉強意欲を伸ばすこともできます
普段、勉強をするクセがない子供でも、塾の教室に入れば、雰囲気に飲まれて勉強をすることができます
教えてくれる人がいる
塾には、塾講師がいて、学校の予習や復習、苦手科目を克服することができます
塾は、講師と学生の距離も年齢も近い場合が多く、学校と比べて質問しやすい環境です
デメリット
塾の費用かかる
塾にかかる費用は、学年によって様々ですが、
小学校で年10数万円、中学校で年20~30万円、高校で20万円から50万円
受験前の学年になれば、夏季や冬季講習は別料金で徴収されるので年間で100万円の費用が必要になります
家族との時間が減る
学校が終わった夕方から夜にかけてが、塾の時間です
家族が一緒に夕飯と食べたり、団らんする時間は少なくなります
塾に行かせるかは子供による

自分で勉強できない子は塾が必要
自主的に勉強ができない子供は塾に行かせた方が良いです
ただし、勉強をしなくてはいけない時期は、それぞれの子供によって異なります
「勉強をしないので塾へ行かせなくてはいけない」ということではありません
自分で勉強できる子に塾は必要ない
自分で勉強することができる子供は、学校の授業だけで必要な学力を身に着けることができます
高校受験までは塾に通わせる必要はありません
公立高校を目指す場合に塾は行かなくて良い
子供が希望するなら塾に通わせる
公立高校を目指すなら自主学習で十分に合格可能な学力を身に着けることができますが、子供が「塾で勉強をしたい」というなら、意欲を尊重して塾に通わせて下さい
私立を目指すなら小学校から塾へ通わせる
私立中学校の場合は、合格するための学力とテクニックが必要です
子供が有名私立中学への進学を希望するなら、小学校の3・4年生くらいから合格実績のある塾へ通わせることをオススメします
大学進学するなら塾へ行った方が良い

大学入学共通テストは市販の参考書を勉強すれば良い
大学入学共通テスト対策は、市販の参考書や過去問を中心に勉強をすれば、必要な得点に到達することができます
参考書で、受験対策のプロが、合格へのプロセスを分かりやすく説明してくれています
大学の二次試験は塾からテクニックを学ぶ
大学二次試験では、進学を希望する大学の特色にあった勉強が必要なので、塾から合格に必要なテクニックを身に着けて下さい
塾のデータから、学力に合った最適な受験先を選択してくれるのも強みです
有名大学を受験されるなら、塾より予備校の方をオススメします
幼少期は勉強できる家庭環境を整える
両親の目を届かせる
特に小学校低学年までの子供は、自主的に勉強をする子は稀です
リビングや食卓の親の目の届く場所で勉強させるのがベストです
筆者の家庭では、大学受験まで、両親の目の届く場所で勉強をさせています
褒めて勉強するクセ付けをする
子供は、親が喜ぶことを何よりも望んでいます
小さなことでも良いので、頻繁に褒めてあげることで少しずつ勉強するクセが身に付きます
両親共働きは塾を利用する
夫婦共働きの場合は、経済的余裕があります
幼少期から塾を利用するのが良いでしょう
まとめ

- 公立高校を目指すのに塾は必要ない
- 大学進学するなら塾を利用する
- 幼少期は夫婦共働きの場合は塾を利用する
塾が必要がどうかは、それぞれの子供の状況や家庭環境によります
子供たちには、子供たちの未来があるのですから、子供たちが望むことをサポートしてあげましょう
学力を身に付けて良い大学に行くことが、人生の成否ではありません