心配性の娘は元々の志望校よりランクを落として受験しました。志望校のランクを下げて入学すれば、勉強が苦手な娘でも成績上位になれるかも!?
ウチの娘は、勉強が苦手です。学校の定期テストではいつでも平均点以下、中でも数学は壊滅的。
そんな娘も高校受験に挑みます。初めての学力競争の真剣勝負。
夏休み中の志望校は、娘にしては少し高めの学区内で中間ランクの公立高校。
学力はイマイチですが、授業や生活態度はマジメなので、今から勉強を頑張れば何とか合格できるかもしれない高校でした。
冬休みが終わるころには何とか合格できるだろう・・・という位置にまで頑張りました。
最終的に娘が選んだ受験高校は、当初の志望よりランクを2つ下げた学区内では一番ランクが低い公立高校
受験高校のランクを下げて成績上位になる

元々の志望校より2ランクも下げた高校を受験すると言い出したのには驚きました。
学区内でも偏差値が一番下の公立高校です。
一番アホな公立高校ですね。
頑張って勉強したのにもったいない・・・
元々、心配性の娘なので不合格を嫌がって、必ず合格できる高校を選んだと思いますが、私たち夫婦にしては思いもしていなかった受験先でした。
娘には「元々の志望校でも合格できると思うよ」と説得したのですが、しばらく期間が経っても娘は頑として志望校を変えません。
そこで娘に条件を付けました
「高校では勉強を頑張って成績1番になること」
勉強ができない子達が通う学校なので、頑張れば成績上位になることは簡単です。
娘の学力なら、必ず上位になれる。
ランクが下の高校でも成績が上位なら大学に推薦してもらうこともできるかも。
まあ、そんな風に簡単に考えて娘には、偏差値底辺の高校受験を許したのですが、実際には、娘が決めること。口出ししたところで・・・
高校で1番の成績をとる約束は、僕自身を納得させるための口実ですね。
偏差値が低い高校で成績上位は簡単ではなかった
娘は見事に志望校(ランクを下げた)に合格して晴れて高校生に
高校入学直後の学力テストでは、期待どおりの成績で帰ってきました。
上位10%以内の好成績。
コツコツと勉強を頑張っていれば簡単に学年1番になれるだろう
そう思っていました・・・が
高校1年生の中間テストでは少し成績を下げ、「次は頑張る」と宣言していたのに
期末テストでは、更に下げ
学年20%、30%・・・あらら、真ん中まで成績を下げてしまいました。
また中の下か・・・中学校からの定位置に逆戻り。
高校1年3学期には、友達関係が原因で不登校になって授業に出席しなかったことが影響して、不登校復帰後の成績は学年下位グループにまで転落しました。
【2度と経験しなくないオススメしない記事】→娘が不登校になって家出した。
勉強ができない高校で、勉強ができる様になることはできない?
ランクが下の学校で成績上位になることはできない?
入学時のテストでは成績は上の方だったので、入学時の学力は上位だったことに間違いありません。
最初は「下がっても盛り返してくれる」と思っていましたが、成績は少しずつ下がり続けて、1度も上がることはなかった。
※下がり切った後に、真ん中位まで持ち直しました(汗)
下の学校だから成績上位がとれるだろうと甘く考えていました。
偏差値の合わない学校に行っても上位をキープするのは難しそうです。
●勉強ができるが環境ではない
偏差値が低い学校なので、勉強が苦手な子が多いので、もちろん勉強頑張ろうという意欲のある同級生はいない。
そもそも勉強を頑張ろうという意気込みがあったら偏差値の低い高校は選びません。
同級生の中には、第一志望に失敗して滑り止めの第二志望校として入学した子がいるので、比較的勉強熱心な子もいたそうです。
残念ながら、娘の仲良しの友達は、お世辞にも勉強ができる子ではありません。
明るくて素直で良い友達ばかりでしたけどね。
とうぜん、勉強が苦手な娘も、周りの勉強できなくても大丈夫なんて環境に流されてしまうわけです。
勉強嫌いの本質は勉強きらい
娘は、勉強が苦手の勉強嫌いです。
勉強が苦手だから勉強が好きにならない。
学校や同級生の環境が勉強に適していなければ、娘だって勉強はやらない。
テスト前なんかは、テスト勉強をやってる雰囲気でしたけど・・・実際にはどうだったのか。
勉強嫌いの本質は勉強きらい。
偏差値の低い高校で成績上位になるのは難しい
偏差値の低い学校で上の方の成績になるのは自分自身の努力次第なのは間違いない。
でも、勉強を頑張る気持ちを維持するのが難しい。
周りのお友達は全然勉強していない。勉強できない子が多いから少し頑張れば大丈夫。
「勉強しなくても大丈夫」と思ってしまうのかな。
偏差値の低い高校は勉強する意思と環境がない・・・
もし、勉強を頑張りたいと思うなら自分の学力に見合った高校に進学するのが良いですね。
下の学校へ行って成績1番になる!なんて考えは甘い。到底無理です。
娘のお友達は、みんな明るくて良い子ばかりでしたよ。
