間違いだらけの子育て

高校生の娘が不登校に!!無責任なアドバイス第1位は「学校に行かなくてもいい」

学校イメージ

娘は高校1年生の時、突然「学校に行きたくない」と言い出して、不登校になりました。両親(祖父母)や友人、スクールアドバイザーや相談窓口など沢山の方に相談に乗ってもらいました。親心は「学校に行って欲しい」なんです。

ウチの娘は、今、台湾に留学中です。幸いのも一時的な不登校で済みました。

仲良くしていた友達に突然、無視をされて、顔を合わせたくないと理由で不登校になってしまいました。

一時的には学校に行かない。不登校状態をを許していましたが、結果的に無理やりに近い形で学校へ行かせました。

高校生の娘の不登校になった時の記事

無理やり学校に行かせたので、娘は逃げ出して家出をされてしまいました。

娘が家出をした時の記事

最初は焦りましたが、逃げ出して勝手にいなくなったことにだんだん腹が立ってきましたね。

今となっては良い思い出・・・いや、いや、もう二度と経験したくない苦い思い出です。

娘が不登校の期間は、「もう一度、学校に行って欲しい」という一心で、たくさんの人に助けを求めました。

両親、担任の先生、学年主任の先生、スクールカウンセラー、県や市の教育委員会の相談窓口、子育ての相談窓口、インターネットで調べた得体の知らない相談窓口 etc.

たくさん相談を聞いていただきました。

相談先の相手からのアドバイスは、だいたい決まって

「いちばん辛いのは、娘さんです」

「見守ってあげて下さい」

「行きたくなったら勝手に行くようになります」

「高校卒業だけが全てではありません」

「高校中退(中卒)でも、たくさんの進路があります」

アドバイスを僕なりに解釈すると

「学校に行きたくないのなら行かせなくてもいい」

ということ。

僕は、娘を学校に行かせる方法はないか?と尋ねているのに、論外です。

アドバイスを受ける側は、所詮は他人。優しいアドバイスになって当然だと思います。

仮に「引きずってでも学校に行かせましょう」なんてアドバイスはできません(汗)

他人の不登校なんて他人事

不登校を無理に学校に行かせなくてもいい。

休みたいだけ休めばいい。

高校卒業しなくても進む道はいくらでもある。

こんなアドバイスは、親を安心させるための他人事のアドバイスに過ぎません。

アドバイスを聞く側に、娘の将来への責任はない。文字通り、無責任なアドバイスな訳で、他人事です。

他人は親身になんてなってくれません。

アドバイスは聞かなくてもいい。

あなたが子供にどうして欲しいかという自分の気持ちに従えば良いんです。

分からないなんてことは絶対にありません。

今回、アドバイスは聞かなくてもいいと書いていますが、話を聞いてもらうことは本当に助かりました。

悩みを聞いてもらうことで、少し気持ちが楽になりますから。

自分自身の思いを大切にしないと後悔するかも

人からのアドバイスが絶対に正しいとは限らない。

子供が不登校になった時の(不登校だけに限りませんが)対応に正解はないと思うんです。

あなたの思いや考えを大切にして下さい。

娘の「学校に行きたくない」という必死の態度には、学校なんて行かなくてもいいかな・・・と娘の気持ちに寄り添う方に傾きました。

でも、本当に不登校のままで高校中退(中学卒)でいいのか?

ええーどうしたらいいんだ?

僕の本音は「学校に行って欲しい」

そう考えているうちに、不登校のままではダメだ。と思うようになります。

このまま、娘の言うままにしていては、後から後悔するかもしれない。

娘には娘の人生がありますが、娘は僕たち夫婦の子供でもある。

親が子供の心配をして何が悪い!

僕たち夫婦は、自分たちの望み「再び学校に行かせる」ことにしたんです。

子供の気持ちに寄り添う

僕の希望は、不登校の状態から抜け出して娘が再び学校に通うこと

ただ、娘の思いは学校に行きたくない。娘の意思は僕の反対。

娘の学校拒絶反応は強烈でしたし、実際に学校へ行くのは娘。学校へ行く行かないの選択をするのも娘自身。

娘の意思を尊重すべき・・・とは思いました。

娘には娘の人生があるのだから、好きにさせればいい。ってね。

最終的に、娘が不登校になった時の、決断は、娘の意思を尊重して放っておくのは子育ての放棄に過ぎない。

放っておかず、学校に行かせるために最大の努力をすることにしました。

娘は行きたくない学校に無理やり行くように説得されて、つらかったと思います。

娘は学校行くことをメチャクチャ嫌がりましたけど、本当になんとか、学校に行くようになってくれました。

親子だから気持ちに寄り添える時もあれば、寄り添えない時だってある。

最後に、ひとこと。

通信制学校への入学希望、留年の問題 など。

悠長に「学校に行ってくれるのを待っている」なんて気長に待てませんよ。いやホントに。

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