年末年始の実家帰省が恒例行事になってませんか?せっかくの休みなのに渋滞するし義父母に気は遣うし全然のんびりできない過酷な行事。思い切って止めてしまえば年末年始は気楽に過ごせる様な気がする。
年末年始、夏休みの実家帰省が恒例行事になっている。
新婚当初や子供が小さい頃は、子供達も楽しみにしていたし、旅行がてらに毎年恒例で実家に帰省していたんだけど、子供が成長するにつれて、なんだか面倒になってきた。
だって、帰省って疲れるだけじゃないですか?
良い思いするのはお年玉がもらえる子供だけ。
僕らは、交通費にお土産代、甥や姪へのお年玉とかなりの出費がかさんだ挙句、家に帰りつけば疲労困ぱい・・・良いことなんて何もない。
妻と立てる帰省の計画は、全く乗り気じゃない妻と喧嘩になるのも毎年の恒例・・・やっとの思いで仲直りして帰省の日を迎えたかと思えば、大渋滞に巻き込まれてイライラが募る。
自分の実家への帰省ならまだマシだけど、妻の実家への帰省は全く気分がのらない。
義父母は「ゆっくりしてね」と声をかけてもらうが、そうはいかない。
落ち着けるのはトイレと布団の中だけ。
妻の兄弟が家族総出でやってきたら、そこは地獄絵図。
朝から晩まで、子供の独壇場で騒乱状態・・・子供が得意でない僕にはツラい。
なんか分からない幼児用のゲームを、何回も強要される。
幼児用のゲームなんて大人がやって面白い訳がない・・・長々と子供に付き合ってやれる人って大人だわ。
そんなこんなで、本題に戻るけど、必ず帰省しなくちゃダメですか?
日本のお正月ってのんびり過ごすもんだよね。
年末年始の帰省は当たり前じゃない
田舎がある人にとって、年末年始、お盆の帰省が当たり前の様になっている。
僕も年末年始は当たり前の様に実家に帰ったし、両親も当たり前のように「年末年始はいつ帰ってくるのか?」なんて聞いてくる年末年始の恒例行事。
そう簡単に言うけど、帰省ってそんな簡単なもんじゃない。特に年末年始はね。
大渋滞にハマることは覚悟のうえ、旅費を含む出費だって安くはない。
特にお年玉目当てで、新年早々に訪問してくる親戚の子供達…熟考に熟考を重ねたお年玉袋を可愛げもなく誰かもよく分からない子に「どうぞ」と作り笑顔で渋々手渡す。
「何も気を遣わなくてもいい」と言われても、お土産の一つは準備しなくちゃダメだし、実家に帰れば、「のんびり過ごしてもいい」と言われても、そうもいかない訳で・・・気の休まる暇なんてない。
挙句の果てに、唯一気の休まる布団の中では妻から「あーだ、こーだ」と愚痴や不満を言われる始末。
帰省したところでロクなことがない。
年末年始の帰省なんていっその事やめてしまったらどうだ!?
帰省は両親への最大の親孝行
帰省のことで、妻と大喧嘩になって、年末年始の帰省を中止することで一致。
両親に帰省しないことを告げると必ず「なんで?」と聞かれて困る。
特に理由はないが、帰省はかなりの負担だとも言えず。
まだまだ元気とは言っても、年々目に見えて老いを感じる両親が帰省を楽しみにしている。
元気な顔を見せるだけで、親孝行になるんなら、帰省するのも悪くない。
田舎から出て、気軽に田舎に帰ることができない僕は、今後、何回、両親に顔を合わせることができるだろう・・・田舎出の妻も同じ。
そう、10回?20回?ないかもしれない。
帰省は親孝行。親孝行なら、やらないことはない。
子供が大きくなれば帰省は減る
例年続いていた我が家の帰省。
わが家の3兄弟が小学校、中学校の頃までは旅行気分で帰省をしていた訳ですが、高校生や大学生にもなると子供の都合、僕ら夫婦の都合が合わなくなり・・・毎年帰省することが叶わなくなります。
子供が成長すれば帰省する機会が減ります。
それでも両親は毎年変わらず「今年はいつ帰ってくるの?」と尋ねらると、ちょっと寂しい気持ちになります。できる限り帰ってやろうかな。
わが家は最近、長男は社会人となり独立、長女は留学したので、子供達の帰省を待つ立場になり、両親の気持ちが少し分かるようになりました。
年末年始、帰れるなら帰っておいで。
子供らにも都合があるのは分かっているんですが、子供の元気な顔を見たい。
一緒に住んでいる時は、毎日顔を合わせるからなのか、子供の元気な顔が見たいなんて思いもしませんでした。
子供が親元を離れると、不思議と「顔が見たい」「声が聞きたい」と思うようになるもんで。
また一つ、親心が分かるようになりました。
帰省の目的は「孫の顔を見せる」ことでした。
これからは、両親の元気な顔を見るために帰省しようと思ってます。