リビング学習って知ってますか?親の目の届く範囲で子供が勉強できる環境を作ることで、賢い子供になるというもので、テレビ等での紹介されて話題になっています。我が家では、子供の成長に合わせてリビング学習と勉強部屋の2通りの環境を作りました。今回は、リビング学習を始めるためのメリットとデメリットを踏まえた環境作りのコツを紹介します。
筆者は妻と長男、長女、二男の5人家族
長男と長女は4歳差、長男と二男末っ子までは8歳の年の差
K市内の3LDKマンション住まいで常に部屋割りを思考錯誤
長男:国立大学、長女:台湾の大学へ留学、二男:高等専門学校
3人の子供たちは、大きな問題なく、それぞれ自信を持てる学歴を持っています
我が家の教育方法は間違っていなかったと少し誇らしく思っているところです
子供たちの学習環境は、子供の成長に合わせて「リビング学習」「勉強部屋」を学習スペースを作って、勉強ができる環境を与えました
広くない間取りを活用して、親の目の届く範囲で子供たちに勉強させる「リビング学習」と「勉強部屋」のメリットとデメリットをお話します
リビング学習のメリット・デメリット

リビング学習とは
リビング学習とは、子供が自室でなく、親の目の届くリビングやダイニングを勉強場所とすることで、学習効果の高さから、テレビや雑誌等で話題となりました
我が家でも、妻が子育てに専念するために専業主婦だったこともあって、妻の目が届くダイニングを勉強スペースに決めて子供たちはリビングで勉強をする癖が付きました
子供は、自分の意思で勉強することは、できない・・・と、筆者は考えます
だから、親の目の届く範囲で勉強させる、リビング学習が必要なんのです
リビング学習のメリット
必ず勉強をする癖が付く
小さい子供に限らず、少し大きく成長してからも、ダイニングテーブルを勉強場所にすると、学校から帰れば、直ぐに宿題の準備をしてリビングにやってきます
「頑張ってるね」と褒めてやると子供は嬉しそうに微笑みます
子供は親から褒めて欲しいもの
自然に、勉強をする癖が付きます
直ぐに質問できる
勉強で分からない部分があったら直ぐに聞く相手がいるのは、リビング学習の最大のメリットです
もちろん、自分で調べさせる事も大切ですが、分からない事を直ぐに聞ける環境があるのは安心
分からない部分で長い時間、足止めされることもないでしょう
子供が勉強しているので安心できる
親として、子供が勉強をしているのか心配で心配で・・・
子供が、目の見える場所で勉強する姿を見ることができれば安心できます
ただ、必要以上に干渉するのは問題でしょう
子供と一緒にいる時間が増える
勉強のためといえ、子供が自室に篭ってしまては家族の時間が減ってしまいます
その点、リビング学習は子供が集中していて会話は少ないですが、家族が一緒にいる時間が増えます
親も一緒に勉強できる
子供が勉強している間、なるべく静かに過ごさなくては・・・
家事が終われば、テレビを見る訳にもいかず、子供が勉強してる手前、スマホで遊ぶわけにもいきませんね
読書をしたり、勉強したり、親も一緒に勉強することができます
リビング学習のデメリット
食事前の片付けで勉強が中断する
学校から帰宅して、しばらくの間は比較的集中して勉強できますが、夕食の時間の前には、一度、勉強道具を片付ける必要があります
ただ、我が家で、小学校の時に、夕食の時まで勉強しているという事はなかったかな
あっ、夏休みの終わりの頃に、夜まで必死で勉強していました
部屋が散らかってしまう
子供は文房具や教科書、プリントを出し放題で、部屋や机の上は少々散らかります
消しゴムのカスなんかも、床下に落ちない様に気を付けないと・・・気を付けても、どうしても、床に落ちて黒く汚れます
テレビが見られない
子供が勉強している間は、テレビや音楽は諦めて下さい
子供が頑張る姿を見たら、親のあなたも「頑張ろう」という気持ちになるので、テレビの事は心配いらないでしょう
リビング学習の環境づくり

収納場所の確保
我が家では、リビング学習させている間は、勉強机を買い与えていません
その代わりに、教科書やランドセルなどを収納するカラーボックスや棚、リビングに勉強道具を持っていくための箱を準備しました
勉強に必要な照明
どこの家庭でも、リビング・ダイニングの照明は、寝室などと比べて明るいのが一般的ですが、鉛筆を持つ手の影などで手元が暗くなるので、スタンドライトを準備しておくと良いでしょう
共有スペースを汚さない工夫
リビング・ダイニングでの勉強は、消しゴムのカスが出たりと気を付けていても色々と汚れます
消し貸すが散らからない様に、ゴミ箱を準備しておいたり、テーブルには勉強用にデスクマットを引いたりして汚さないようにしましょう
でも、必ず汚れますよ
リビング学習は効果あり
結論:子供は、親の目の届く範囲では、勉強をサボらない
リビング学習をするために、障害となるようなデメリットはない
特に、子供が自主的に勉強することができない小学校低学年のうちは「リビング学習」で勉強をする癖を付けさせる
各家庭の状況に合った、環境を整える必要があるが、どの家庭でもできる
いかがだったでしょうか
学習の効果は、徐々に積み上げられていくものなので、目に見える形で「リビング学習」の効果は分かりません
しかし、リビング学習をすることで、子供達が勉強する姿は目にすることができます
どの家庭でも簡単に取り入れることができるのでオススメです
子供が自分の部屋に籠ってしまう前にルールとして取り入れてしまってはいかかでしょう