受験生は夏休みの過ごし方で受験に大きく差がつくと言われています。だいたいの受験生は自分の部屋で勉強していると思いますが集中できません。本当に集中して勉強するなら自宅以外の勉強場所で勉強するのが正しい選択です。
わが家は、男女男の三人兄弟。4・5年の間は、毎年のように受験生が家にいる状態でしたが、数年前にわが家の受験サイクルは終わりを迎え、勉強に追われることのない日常生活を送っています。
さて、ウチの子供たちは、誰一人として塾には通いませんでした。
金銭面の余裕がなかったというのが主な理由です。
子供達には「塾に行く?」と聞きています。
みんなが、「塾には行きたくない」と答えてくれています。
親孝行な子供達です。
子供達は3人とも勉強は得意ではありません。(親譲りで勉強は好きじゃない)
でも、3人とも、国立大学、海外留学、高等専門学校(高専)に進学しています。
結構、良い学校に進学と思いません?
受験生にとっては勝負の夏。
受験の夏を乗り切るために一番大切なのは環境を変えることです。
受験生でも1日中勉強ができる訳がない
子供は自室にこもって1日中勉強しているはずがない。
大人でも、1日集中することができないのに、子供に大人以上の集中力があるはずがない。どこかで必ず集中力が途切れていることは間違いありません。
集中力が切れた時には、ダラダラと勉強以外のことに没頭して、あっという間に時間が過ぎてしまった・・・という毎日を、あなたの子供の経験しているはずです。
勉強していたけど、休憩時間に漫画を読み始めてそのまま・・・今なら、スマホを見始めて、時間が経っていたなんて経験が、あなた自身もありますよね。
もちろん、僕にもあるあるです。
集中が途切れることは仕方ないことで、集中が途切れた後には小休憩が必要です。問題はその後、できるだけ早く、意識が勉強の方へ戻れるかどうかなんです。
誘惑のない勉強場所で勉強をする
子供達の部屋には、自分の家には、勉強の邪魔をする物がたくさんあります。
自分の家では勉強なんかできない。
誘惑が少ない場所、誘惑の勉強場所で勉強をするのが、勉強がはかどる唯一の方法です。
家で勉強しても、絶対ダメです。
あなたの子供は家で勉強しているって、言われる方。勉強をしている風に見えるだけです。
- 集中できる場所で勉強ができるかどうか
- 集中が途切れた時に、いち早く勉強に戻れるかどうか
集中できる環境に身を置くことが大切なんです。
子供の意思なんて、簡単に揺らぎます。大切なのは集中できる環境。
自宅以外の勉強場所を探す

自宅以外で集中できる場所は、インターネットと簡単に探せます。
「〇〇区、自習、勉強」というキーワード
うちの子供の場合は、近くに大学があるので大学の図書館、区民図書館の自習スペース、地域の会館のフリールーム(安価)に毎日通いました。
会館時間に間に合うように、お弁当持ちで。
最近では、有料の自習室なんかもあるみたいですね。
家以外で勉強した子供の感想
- 毎日、同じ子が来ている。
- 大人も子供もみんか勉強している。
- 勉強しかやることない。
- 静かだった
- 飲食禁止だから、お弁当を食べる場所を探すのが面倒だった。
集中や勉強の成果の実際は分かりませんが、家以外で勉強させることは結果的に正解だったと思っています。
一番下の子は、今でもテスト期間には大学の図書館に勉強するのに通っています。
実際には親の視線や口がうるさいから自宅から出ているのかもしれません(笑)
最後に注意ポイント。絶対にスマホは家に置いておきましょう。

