娘が高校1年生の冬休み明け、娘は突然「学校に行きたくない」と言い出して、不登校になった。なんとは学校に行くようになったけど、春休みや夏休み、冬休みのたびに「また不登校になったらどうしよう」と怖くなります。
娘は不登校になりましたが、数か月の不登校や家出を経て、なんとか再び学校へ戻すことができました。
再登校した頃は、かなりツラい思いをしたと思います。
嫌がる娘を無理やり学校に行かせたのは、僕たち両親の選択。
娘には、学校へ行かない(不登校)の選択を認めませんでした。
僕ら夫婦、家族にとって、娘の不登校は黒歴史。今となっては、いい思い出?にはなりません。全く笑えなかった。
さて、話を戻すと、娘の不登校を経験してからというもの、春休みや夏休み、冬休みが終わる頃には、「また学校に行きたくないと言うのでは」と不安になったものです。
私たちと同じで、娘も不登校になった時のトラウマが、再燃して「学校に行きたくない」と言い出すのではないかと心配になるのです。
僕は、不登校を嫌なことから逃げる。つまり学校から逃げることだと考えています。
1度、逃げることを覚えた子供は、また逃げる。
娘は、学校での問題を解決することから逃げだして、現実逃避するために不登校になった。
逃げることを覚えてしまったら、また逃げ出すにきまっている。
娘を信用することができませんでした。
これは、親として恥ずかしいことだと思います。
結果的には、高校の先生や部活動の友達に支えられて、娘は再び不登校になることなく無事高校を卒業することができました。
今さらですが、不登校にならないために思うことがあります。
子供に居場所があること。
ウチの娘は、1つの友達グループから仲間外れになったことで不登校になりました。
友達から仲間外れにされたことはショックだっと思います。
学校に行きたくなくなるのも当たり前。
娘は、しばらくの間、「また同じグループに戻りたい」と言って、その友達グループに固執し続けました。
でも、ムリでしょう。もう戻ることはできない。
その、なかなか受け入れることがでなかったのだと思います。
そんな中で、不登校から立ち直らせてくれたのが、部活の友達や先生の存在でした。
彼ら、彼女らが、娘の場所を準備して待っていてくれたお陰で、娘は不登校から立ち直ることができたんだと思います。
もう一つ、娘には、再び学校に行き始めてから熱中できる目標ができました。
海外留学するという目標です。
その目標をかなえるため、語学学校に通い始めたことで、娘には、もう一つの居場所ができました。
語学学校の仲間と楽しそうにzoomでやりとりをしている姿を見ていると、不登校への不安は徐々に薄れていきました。
親としては、我が子のことが心配で、なかなか信用することができまないのが本当のところですが、子供は、親が思っている以上に成長しているものかもしれません。
なんにしても好きなことをやってる子供は心配いらない
もし挫折しても居場所があれば、立ち直ることができる
1度不登校になったら「また学校に行かなくなるんじゃ」という不安が常に付きまといます。でも何か、夢中になれるものがあれば、不安に感じることはありません。